ブログは手段にすぎない。人間は全員等しく「書き手」だ。

ブログを始めよう。

今、このページを開いた、貴方。

貴方です、あなた!!!!

今すぐ、ブログを始めましょう。

読んでしまった貴方には、拒否権はありません。

ブログで言葉を綴りましょう。

ブログってなに?

そもそも、ブログってなんなのか。
検索すると、こんな風に出てきます。

デジタル大辞泉の解説
ブログ(blog)

《ウェブ上の記録を意味する「ウェブログ」の略》個人の日記などを、簡便な方法で作成し、公開することができるウェブサイトの総称。パソコンだけではなく、携帯電話などを使って更新できるものもある。ブログサービス。

出典:コトバンク

ブログって、自分の日記をWeb上で書けるサービスのことなんですよね。
確かに中学生の頃に、アメブロとかやってる子、居ました。

このブログに対するイメージが、近年随分変わってきているなという感覚があります。

変化を遂げた「ブログ」の姿

なぜ「ブログ」の在り方が変わってきたのか。

間違いなくその要因の一つとして、「プロブロガー」の登場が挙げられるでしょう。

プロブロガーを名乗る方は、ブログを稼ぐ為の手段として使っている。

プロブロガーの起源やその発展の詳細は存じ上げていません。

でも、現在のSNS等には、プロのブロガーを目指す方が溢れかえってる。
「ブログで稼ぐ!」と目標を掲げている方が多すぎる。

そのイメージの定着によって、「ブログ」=「稼ぐためのもの」とすら、捉えられているのではないでしょうか。

ブロガーになるの?(笑)

私は以前、ブログをやっていました。

当時の私は、精神疾患の急性期・どん底の真っ最中だったのですが、「書く」ことで自分を表現してみようと始めたブログでした。

書くことが好きだし、家に居ても書くだけならなんとかやれそう。
自分の頭の中を整理していくのにも、使ってみよう。
本が読めたら、読書記録も残してみよう。

記事が書けたら、主にFacebookでシェアをしていました。
私にとって、自分を知っている人に向けて自分の書いたものを発信するのは、とてもドキドキするものでした。
でも、自分の今生きてる姿を残しておこうと思って、あえて人の目に映るような場に記事を投稿していたのです。

リアクションをくれる多くの方は、「良い記事だね」「勇気を貰ったよ」等と、素敵な言葉をくれました。

でも、度々聞かれることがあったんです。

ブロガーになるの?(笑)

と。

冗談交じりに言われるこの言葉に、私は酷く傷つきました。

たとえ冗談と言えど、人が真剣に取り組んでいるものを見て「(笑)」と反応をする人間の気持ちが、私には全く理解できませんでした。

結果的に、当時の私はまだ周囲の目を気にしていたこともあり、そのブログは閉鎖しました。

当時の私は、傷ついて向き合いきることが出来なかったけれど、今の私はこう言いたい。

ぼんちゃ
ブロガーになるも何も、ブログやってる時点でもう立派なブロガーだわ。
君もブログ始めれば?
人を鼻で笑うことが出来ない君には難しいかもしれないけど…
ブロガー、目指してみれば?(笑)(笑)

稼ぐことも出来うる手段の一つ

現在のブログでは、たしかに稼ぐことが出来るのも事実です。
それも手段の一つとして、とても素敵なことだと思います。

私は通勤が辛く、毎日の会社勤めは現状難しい状態です。
同じような状況の方々にとっても、在宅で稼げる可能性を持つ素敵な手段だと思うし、むしろオススメしたい。

でも、私がここで言いたいのは、そうではない。

ブログは「(稼ぐことも出来うる)書く」という手段の一つなんです。

強調したいのは、「稼ぐことよりも書くことが大事」ということ。

「書く手段」としてのブログを忘れないでほしいのです。

上手く書けなくても、沢山見られなくても、いい。

でも上手に書けないし…。
文章書くの苦手だし…。

それでもいいんです。

書くことは誰もに等しく与えられた権利です。

貴方が書くことを止める権利は、誰にもありません。
※勿論、法に則ってね。

貴方は、プロミュージシャンになれないと悟ったら、歌うことをやめますか?
貴方は、オリンピックに出れないことを悟ったら、スポーツをやめますか?

歌うことも、運動することも、誰しも好きなように行う。

それと同じ。
誰しも好きなように書いていいんです。

書くことで得られるメリット

書くことのメリットは、挙げたらキリがありません。

・自分の感情をぶつける場所ができる
・後で読み返した時に、客観的に自分を見つめることが出来る
・自分の考えを整理できる
・人の文章を読むのが楽しくなる(「この人はどうしてこの言葉を使ったのかな?」等と考えるようになる)
・自分の記録を残すことができる

…もう他にもたくさん!
とにかく、書きましょう。

書くことを躊躇う必要はありません。

何でもいいから、書こう。

極論、別にブログじゃなくてもいいのです。笑
「書く」という行為を、行ってほしいのです。

私はライターとして活動をしていますが、「書く」ことは私にとってただの仕事ではありません。

生きるための手段の一つです。

だから、Web上のみならず、私は毎日書いています。

頭の中に出てきた言葉をとりあえずスマホのメモに残すのは、私の習慣です。
紙のノートも3冊くらい併用しています。

でもブログは、自分の日記を残せる場所です。
従来のブログとしての活用方法こそ、魅力的な姿だと私は思っています。

せっかくだったら、ブログという形で、書くことにチャレンジしてみてください。

参考までに。
個人的にオススメのブログサービスは「はてなブログ」と「note」です。

noteは私もやっています。

noteを始めたら、フォローしてください。笑

書くことを、やめないで。

最後に。

私は、まだまだ駆け出しのライターです。
駆け出しながらに日々書いていて感じること。

「プロ」とは一体なんだろうか。
私は果たして「プロライター」なんだろうか。

「書く」が仕事になっている点においては、私はプロと呼べるのかもしれない。
でも私はまだ「書く」を模索中だし、学んでいる過程に過ぎない。

「プロライター」の定義は、明確には私もまだ分かりません。

でも一つだけ分かっていること。

私は、もう働かなくてもいいよと言われても、もう好きなことだけしてていいよと言われても、一生書き続ける。

今日明日も、私は書きながら生きていきます。

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