精神疾患は隠すべきものなのか?
自分が不安障害になってからというものの、私は自分にできる範囲で、病気のことを公表し、発信しています。
そこで感じたこと。
私がSNS等で発信しているのを見てくれた友人知人から、結構連絡頂くのです。
それで勇気をもらったとか言ってもらえるのは、すっごく嬉しい!
でも、大半の人が病気のことを隠しているんです。
特に隠さずに生きている私からすると、
と思ってしまうんですよね。
自分自身を否定することになってしまっている気がする。
とは言え、まだまだ偏見や誤解も多い精神疾患なので、
状況に応じて全ての方にお話できるわけでもないですよね。
病気は自分の一要素
では、私自身はなぜ病気を隠さないことに抵抗がないのか。
それは、あくまで自分の一要素として病気を捉えているから。
決してアイデンティティではない。
病気はもちろん治療も必要。
向き合うべきものでもある。
でも、あくまで私の「一要素」でしかなくて、「アイデンティティ」では決してない。
ごく自然に、自分の一部としてお付き合いしていくだけ。— ぼんちゃ (@boon_chaaa) October 21, 2018
不安障害になったことは、私にとって大きな転機でした。
病気になって初めて、自分と本気で向き合えるようになった。
でも、それはあくまでキッカケにすぎなくて、結局どこまで行っても自分は自分でしかない。
病気であるかどうかに拘らず、自分自身と会話することが大事。
私にとって、「不安障害っていう病気なんだ〜」と人に話をすることは、
「私車の運転免許持ってるんだ〜」
「俺はパクチーが食べられねえ…」
っていうくらいの気持ちなんですよね。
まあ病気なりたての頃は、人に全く言えなかったし、SNSに書くなんてもってのほかって感じだったのですが。笑
これも、病気と向き合いながら自分の考えが色々変化していく中で出来てきた「自分自身」なのかなと思っています。
怖がりすぎずに、打ち明けてみよう
私は自分の病気のことを人に話せなかった頃。
とてもとても、孤独だなと感じていました。
今同じように、精神疾患を打ち明けられずに悩んでいる方がいたら、
みんなに言わなくてもいい。
信頼できる人にだけ打ち明けるんでもいい。
それも難しければ、カウンセラーさんを頼るだけでもいい。
自分の一要素を人に開示することで、きっと何かが動き始めます。